写真集制作の為のポートフォリオレビュー

自分の手で写真集を作って販売するためのノウハウをお伝えします。

写真を USBその他に記録してお持ちいただき(できるだけ多く)、セレクト、構成、展開なども、その場で実際にやります。 Macを使っておられれば、デザインソフトの使い方も、お教えします。

 印刷に関しても、お教えします。

 近年、200万円〜400万円もの金額負担をして共同出版という名の自費出版を行っている写真家が増えていることへの懸念から、こうしたことを始めようと思いました。

 私は、現在発行している モノクロ一色のSacred worldのシリーズは1000部で税込45万円、カラー4色のCreationは、1200部で、税込65万円ほどで制作、製造を行っています。定価は1000円ほどで売っていますが、直販なので、半分売れれば採算ラインに達するというスタンスです。もちろん、ここまで安くする必要はないとは思いますが。

 私は、これまで「風の旅人」の発行以外、鬼海弘雄さんや森永純さんの写真集も作ってきましたが、写真家には10%の印税のほか、本を30冊進呈し、私自身も赤字にはなりませんでしたし、読者からの声も非常に満足度が高いもので、三者ともハッピーです。

 現在、苦境にある出版界は、写真家や作家になりたい人に費用負担をさせるというビジネスモデルを行なっています。本を売って利益を得るのではなく、本の制作を持ちかけて、そこから利益を得ている。

 これからは、そんな理不尽な本の作り方ではなく、新しい方法で本を作り、新しい方法で人々に本買ってもらったり見てもらえるような仕組みにしていった方が、希望が持てると思います。

 本づくりは、夢なんかではなく、ましてやゴールでもなく、自分の表現活動のプロセスであり、一つの形にすぎないのですから。

 

 *私の事務所に来ていただく前に、指定のデザインソフトをダウンロード(3000円ほどで一回ダウンロードすれば、その後もずっと使えます。アドビのインデザインなどのソフトを既に使いこなしている人は、新たにソフトを入れる必要はありません。)したノートパソコンをお持ちいただくことになります。

 ご自身の写真も、お持ちいただきます。プリント以外に、デジタルデータも。

 ご希望の方は、10,000円の受講料をいただきます。

*京都と東京を行き来しておりますので、日程と場所に関しましては、ご連絡いただいたうえ、双方のスケジュールを調整して行うことにします。

 場所は、東京の京王線高幡不動駅から徒歩12分か、京都の阪急松尾大社駅から徒歩5分のところとなります。

 

メモ: * は入力必須項目です